みなさまご無沙汰しておりました。
久しぶりのCAAKブログのアップです。
3月に入りました。
少しずつ気温も上がることもなく、春の気配を感じ取ることが一向にできない金沢ですが、皆様お元気にお過ごしでしょうか?
今回は先日行われたイベントについての報告をしたいと思います。
横浜国大建築系のOB・OG+学生で結成されている「円錐会」というグループがあり、その円錐会が主催するUNICORN SUPPORT(http://unicorn-support.info/)というウェブサイトがあります。
大学やOBの活動を紹介するウェブサイトで、その中にインタビューを記事にしたシリーズがあります。
今回、能登デザイン室の姥浦千重さん・奈良雄一さんと、CAAK代表で吉村寿博建築設計事務所の吉村さんがインタビューを受けることとなったので、この機会に「CAAKレクチャー&パーティ 37 能登デザイン+UNICORN×CAAK」という形でCAAKとしてのイベントもやらせていただきました。
円錐会からは藤原徹平さん、伊藤暁さんと学生の方々に来ていただきました。
3月17日の雪がちらつく中、お昼過ぎからまずはUNICORN SUPPORTによるインタビューから始まりました。1時間半程のインタビューが終わり、その後能登デザイン室さんに一階でレクチャーをして頂きました。
今回はUNICORN SUPPORTの企画がきっかけとなったので、会場の半数が横浜国大関係者でした。日中に行うということで、パーティではお茶と和菓子が出され、いつもとはまた少し違った雰囲気を持っていました。
能登デザイン室さんのレクチャーでは、地方を舞台に、建築を学んだ人間ができる、デザインを媒体とした生活・地域貢献の可能性を示していただいたように思いました。
外をブラブラ歩くことが大切だと話していらして、そこから地域の人とのコミュニケーションが築けるということでした。地域の人からは生活の知恵、食物を戴き、代わりに唐辛子のパッケージデザインを請け負ったりと、Win×Winの関係が上手に作られているように感じました。
建物の設計と共に、プロダクトに近いこともなさっていました。そちらも石川近辺の工芸技術を上手く取り入れた物となっていて、写真で見せていただいたものも非常にきれいなものでした。
質疑・応答では藤原徹平さんが、学生に質問をふり、その中で地方都市の話にも広がり面白いものとなりました。
能登デザイン室、円錐会の皆様、CAAK寺町の町屋まで足を運んでいただきありがとうございました。
今後ともCAAKは様々な企画を通じ、皆様と共通の場を持てたらと考えております。
またご支援の程宜しくお願いいたします。
(今井)
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