2010年1月アーカイブ

みなさま、いつもお世話になっております。
昨年12月にレクチャーをしていただいた、トマス・モンセスさんの展覧会がKapoにて
開催されます。

1日のみの開催ですので、お見逃し無く!


以下、詳細です↓↓↓
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20100121thomas phot.jpg


"Polylogue"
アーティスト イン レジデンス
トマス・モンセス

日時:2010年1月23日(土) 14:00 〜 17:00

会場:kapo 2F内 レジデンス スタジオ

参加費:無料



昨年12月よりkapoで滞在制作を行っている
オランダ在住のアーティスト、トマス・モンセスによる展覧会" Polylogue"を
行います。
トマスは今回の滞在期間中、日本の建築を中心にリサーチしました。
本展覧会は、街と建築が持つ多くの要素に注目して制作された
ペインティング、ドローイング、写真作品による展覧会です。



また、アーティスト自身によるプレセンテーションを交えた交流の場でもあります。
みなさんのご参加をお待ちしております。

◎プレゼンテーション
時間:14:30頃〜

内容:アーティストによるそれぞれの作品の解説。 
   滞在期間中にリサーチした金沢、京都、東京での体験と滞在中の出来事。
   町家の体験など。

※会場ではトマスのマルチプル作品の販売を行います。
※展覧会タイトル "Polylogue" は"poly-"=「多くの〜」 と"-logue"=「言葉」を
合わせた造語です。


アーティストプロフィール
Thomas Monses
http://themoonsmass.wordpress.com/about-2 

主催:kapo、CAAK
お問い合わせ:info@kapolog.com
ウェブサイト:http://www.kapolog.com 

◎kapo 1F Café Mojo
営業日 水〜日曜日 11:00-17:00
フェアトレードのコーヒーや紅茶、オーガニックなスイーツやフードメニューを
楽しめます。
店内にはアート作品が展示と、様々なアイテムの販売も行なっています。
※店内ではインターネットをWi-Fi(無線LAN)でご利用いただく事が出来ます。

(caak事務局)
こんにちは。
雪もたくさん降り、寒い日が続きますね。

そんな中、2010年最初のレクチャーです。


今回は、美術作品のアーカイブに関するレクチャーをしていただきました。
講師で来て下さったのは上崎千さんは美術アーカイブの実践と研究などをしながら芸術のフィールドで活躍されています。

1960年代に日本の前衛芸術運動の母胎となった草月アートセンターのアーカイブ化を事例として挙げながら、美術アーカイブの可能性と課題について話して下さいました。


レクチャー内では、淡々と、網羅的、といった言葉を繰り返し使っていたことが印象的でした。
アーカイブは選択を行わないことで"全て"を網羅することが前提であるが、"全て"を網羅する状態は現実難しいという問題と、"全て"とカテゴライズすることで今後出てくるかもしれないそれ以外を捨てている状態になってしまうという問題があり、アーカイブがある種の表現になっているように感じました。また上崎さんもそれを狙ってやっているように感じました。


その上で、アーカイブとは資料のまとめ方の一つであり、またそれ自身が表現になっているということが面白いと感じました。
アーカイブとは情報としても使えるようにすることが重要な事の一つであると思っていて、作品が現存するかどうか関係なく全ての作品を網羅しながら、等価に扱うことであると思っていたが、それ自体がフィクショナルな均質の質を作り出し、表現になってしまうという逆転が起きているように感じました。


kamisakisen 1.jpg

レクチャー後は恒例のパーティです。
パーティでは、おでんやキッシュ、揚げ出し豆腐のあんかけなどをたべながら
ワイワイ話していました。

uesakisen2.jpg

上崎さんレクチャーありがとうございました。

s.k.

CAAK Lecture 29 / 2010年1月17日

50年代後半から70年代前半までジャンルにとらわれずに前衛的な発表の場として活動した草月アートセンターの活動履歴となるポスター、チケットなどをアーカイブし、選択・淘汰される美術アーカイブの本質を議論する。


勉強会vol.10

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2010年の勉強会、一発目を行いました。
今年はどんな年になるのやら、勉強して良い年にしたいものです。

今回は西沢大良氏の「立川のハウス」、手塚貴晴+手塚由比の「鎌倉山の家」、伊東豊雄の「仙台メディアテーク」が取り上げられました。

「鎌倉山の家」は敷地に合わせた、景色を取り込む開口部や余条件から配置やプラン二ングヴォリュームが決定されている非常に気持ちのよさそうな家でした。
一方「立川のハウス」も余条件に沿っているのですが、建物の配置や庭(駐車場を含む)との関係、色彩や開口部の取り方が特徴的でした。
そこらへんをみんなで話し合っていました。

また、「仙台メディアテーク」については、それ以降、建築のメディアテーク的なるものがでてきたんじゃないかと話し合っていました。
R1030395.JPG

年もあけて、4年生や大学院2年生は卒業制作や修士制作大詰めですので
みんなで張り切っていきましょう!!

s.k.

CAAK Lecture 28 / 20091213

これまで制作したペインティング、フォトグラフ、スケッチを中心とした作品を通して、自身が興味を抱くもの、現在の作風に至った理由、作品に込めた思い等を解説する。

CAAK Lecture 27 / 20091130

これまで自身が携わってきた住宅、集合住宅、都市計画、熱海の活性化などのプロジェクトを通して都市計画と建築を横断しながら説明する。「中庭」という建築、都市のウ゛ォイドから両者を繋ぐ。

 
いつもCAAKをご支援いただき、ありがとうございます。
次回レクチャー&パーティのお知らせです。


CAAKは1月17日(日)、アーカイヴィストの上崎千氏をお招きして、レクチャー&パーティを行います。お誘い合わせのうえ、どうぞご参加くださ
い。

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◯CAAK Lecture 29
上崎千「美術アーカイヴの構築:草月アートセンター資料を事例として」
【内容】上崎氏が取り組む慶應義塾大学アート・センターでのアーカイヴ構築、
特に1960年代に日本の前衛芸術運動の母胎となった草月アートセンター資料の
アーカイヴ化を事例として、美術アーカイヴの可能性と課題について論じる。

【日時】2010年1月17日(日)19:00開始
【会場】寺町の町家(金沢市寺町2-3-4)
【参加費】1,500円(パーティーに参加されない方は1,000円返却いたします。)
【定員】40名
【言語】日本語
【主催】CAAK Center for Art & Architecture, Kanazawa

【スケジュール(予定)】
19:00-19:30 レクチャー
19:30-19:45 質疑応答
20:00-22:00 パーティ

【お問い合わせ】office@caak.info ※要事前申し込み
(参加ご希望の方はお手数ですがoffice@caak.info まで、お名前、所属と携帯メール以外のご連絡先をお書き添えの上、お申し込みください。)
URL http://www.caak.info

【講師プロフィール】
上崎千(うえさき・せん) 1974年生まれ。芸術学・批評・アーカイヴ理論。98年、多摩美術大学大学院美術研究科修了。2007年度より慶應義塾大
学附属の研究機関(アート・センター)にて、戦後日本の芸術に関するアーカイヴの設計・構築に従事。同大学大学院文学研究科特別研究助教。主な論文=
「岡崎乾二郎のディプティック」『SAP Journal』10号(セゾンアートプログラム)、「印刷された問題(printed matter)――
ロバート・スミッソンの眺望」『アイデア』320号(誠文堂新光社)、「アーカイヴと表現(A Whole List of Things)」
『ARTLET』28号(慶應義塾大学アート・センター)など。

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CAAK事務局
CAAK; Center for Art & Architecture ,Kanazawa

町家の出稼ぎ

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私事で恐縮ですが...仙台で講演してきます。
2007年からのアトリエ・ワンとのリサーチや町家の改修、
CAAKのこと、金沢の町家を巡る問題と再生のことなどを
話してこれたらいいなあと思ってます。
お近くの方は是非ご参加下さい〜。

(NN)
DM.jpg




上崎千「美術アーカイヴの構築:草月アートセンター資料を事例として」

【内容】上崎氏が取り組む慶應義塾大学アート・センターでのアーカイヴ構築、特に1960年代に日本の前衛芸術運動の母胎となった草月アートセンター資料のアーカイヴ化を事例として、美術アーカイヴの可能性と課題について論じる。

【日時】2010年1月17日(日)19:00開始

【会場】寺町の町家(金沢市寺町2-3-4)

【参加費】1,500円(パーティーに参加されない方は1,000円返却いたします。)

【定員】40名

【言語】日本語

【主催】CAAK Center for Art & Architecture, Kanazawa

【スケジュール(予定)】

19:00-19:30 レクチャー

19:30-19:45 質疑応答

20:00-22:00 パーティ

【お問い合わせ】office@caak.info ※要事前申し込み

(参加ご希望の方はお手数ですがoffice@caak.info まで、お名前、所属と携帯メール以外のご連絡先をお書き添えの上、お申し込みください。)

URL http://www.caak.info


【講師プロフィール】

上崎千(うえさき・せん) 1974年生まれ。芸術学・批評・アーカイヴ理論。98年、多摩美術大学大学院美術研究科修了。2007年度より慶應義塾大学附属の研究機関(アート・センター)にて、戦後日本の芸術に関するアーカイヴの設計・構築に従事。同大学大学院文学研究科特別研究助教。主な論文=「岡崎乾二郎のディプティック」『SAP Journal』10号(セゾンアートプログラム)、「印刷された問題(printed matter)----ロバート・スミッソンの眺望」『アイデア』320号(誠文堂新光社)、「アーカイヴと表現(A Whole List of Things)」『ARTLET』28号(慶應義塾大学アート・センター)など。

A HAPPY NEW YEAR 2010

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CAAKnengajou2010.jpg


新年あけましておめでとうございます。

ついに来ました、2010年寅年。

金沢は、元旦から雪が降っております。
青白い月下の雪が、きれいです。
はやく、お雑煮を作って体を温めたいと思います。。。

CAAKも3年目となり、ますます刺激的な場所になっていると思います。
本年もCAAKは、アクティブに活動を展開していきます。
みなさま、今後ともよろしくお願い致します。


(YW)

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