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建築系ラジオ

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皆様こんにちは。
いつもCAAKを支援して頂きありがとうございます。

今回はお知らせです。

前回行われた五十嵐淳さんのレクチャーが、建築系ラジオのポータルサイトで配信されました。
これは前回の五十嵐淳さんのレクチャーが、建築系ラジオとの共催だったため実現したものです。

3つのパートに分かれており、全てで60分程度です。
これをきっかけにCAAKの活動に興味を持っていただけると幸いです。

都合が合わず前回来られなかった方も、実際に来られてレクチャーをお受けになった方も
ぜひお聞きください。


建築系ラジオ 五十嵐淳レクチャー 
(1/3): http://architectural-radio.net/archives/101001-3787.html

みなさま、いつもCAAKをご支援いただきありがとうございます。

最近は秋の香りがしてくるようになってまいりました。

 

今回の講師は、北海道に設計事務所を置き活躍なさっている五十嵐淳さんでした。

11日に金沢で行われる「JIA U-40 建築セミナー in kanazawa」に講師として招待されている五十嵐淳さんを、前日に半ば拉致する形で今回のレクチャーを開かせていただきました。8時開始と少し遅めの時間ということで、、パーティーをやりながらのレクチャーとなりました。その結果、いつもは講師の方が一番奥に座りレクチャーをしているのですが、今回は五十嵐さんが中央に入りみんなが囲む形のレクチャーとなりました。もしかしてこの形もありでは・・・?

 

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タイトル通り、レクチャーの内容は「House M」についてのものでした。

設計するにあたって考えた要素を、事細かに説明して頂きました。

各単位空間の周りにはバッファーを設けるようにしており、それは廊下であったり、外部であったりすること。

トップライトに関しても、形状によって明かりの入り方が違い、直射日光を取り入れるのではなく、

一度光を壁にあて、拡散したやわらかい光を室内に取り込むことへのこだわりもうかがうことができました。

どんなに大きな模型を作っても、こういった光のスタディはうまく見えないとおっしゃっていましたが、最終的には照度計算をするわけではなく、模型を見た自分の感覚で決定し、感覚が実際にできたものと誤差がないという話に驚きました。

 

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また、五十嵐事務所の朝方まで作業をし、翌朝は8時半から仕事を始めるという話にも驚かされました。

こういった話を聞くと、学生である自分はまだまだ甘いと反省させられました。。。

 

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寺町でのパーティー終了後も、五十嵐さんには翌朝5時まで学生にお付き合いいただきました。また金沢にいらした時は、ぜひCAAKに顔を出したください。本当にありがとうございました。


(T.I)

先日CAAKメンバーの吉村さん、鷲田さん、林野さん、野田さん、五藤さん、今井、
それと吉村さんのところへこの夏ODで来ている金岡くんとで、
長野県塩尻市にある「えんぱーく」の建築見学会に参加してきました。

鷲田さん、林野さんは愛知経由での長野入りで、行きは吉村さんの車に5人乗りで行きました。
朝7:30に寺町の町屋集合で、なんの問題もなく出発しました。

が、5分程走ったところで突然野田さんが「あっ!!」と一声・・・
鷲田さん、林野さんに渡すものを玄関先に忘れてきて取りに戻ることに・・・
そんなちょっとしたトラブルもありながら、高速に乗り4時間かけて無事塩尻市に着きました。

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「えんぱーく」近くのTom's Cafeで昼食をとった後、14:00から見学会が始まりました。

設計者の柳澤さんに案内して頂きながら、1階から順に見て回りました。

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一階は主に図書館になっており、その他に、小さなshopと子育て支援の機能が入っています。
図書館と子育て支援とでは管轄が違い(文科省と厚労省?)、
平面計画の上でも、「こっちの面積をもっと増やせ!」などの話し合いがあったとか・・・。
実際には時間帯により、相互に使える空間とすることで良い関係を築いているようでした。

二階は図書機能の一部と、会議室が入っています。
注目するべきところは、フリーコミュニティーと呼ばれている場所です。
ここではインキュベーションリーダーの育成をやっています。
「えんぱークラブ」と命名しており、ソフトを支える市民団体のことです。
これは企画の段階から進めてきたものだそうです。
塩尻市の場合地域活性化事業の一環として今回図書館を計画しました。
人口6万人に対してとても立派な建物で、
初めは市民から「図書館は郊外に建てろ」という動きが強かったそうですが、
「えんぱークラブ」のようなものを作ることで、
市民に受け入れられる良い建築を作れたと思います。
柳澤さんいわく、今では予想以上の人が利用してくださっているそうです。

この建物はt=200のコンクリートとt=6の鉄板を合わせた壁柱で1~3階は立っています。
その上にt=400のヴォイドスラブが乗り、4,5階は鉄骨造となっています。
地下階には免震装置が入っており、見学できるようになっていました。
(いつ行ってもみれるわけではないようです。)

三階は壁柱によって空間が緩やかに分節されており、
それでいて一体感がありました。
この良さは写真や言葉で説明することは難しいので、
実際に行ってみることをお勧めします。

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四、五階はまだ完成していませんでしたが、オフィスが入ることになっています。
その部分が完成したのち、下のパブリックな部分とどう関係が持てるのかが楽しみです。

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見学が終わった後、レクチャーがあり、多くの事をお話しいただきました。

18:00頃にすべてのプログラムが終わり、帰りも高速で4時間かけて金沢まで。
吉村さん一日で往復8時間以上の運転ご苦労さまでした。
そしてありがとうございました。


(T.I)




みなさまご無沙汰しております。

猛暑だった夏も終盤ですね。やり残した事はないですか?


寺町のお祭りと同じ日に開かれたレクチャーシリーズ第35弾は

アーティストの中崎透さんと臼井隆志さんのダブルレクチャーという形で行いました。

 

今回はウェブサイトのartscapeさんの開設15周年企画「Dialogue Tour 2010」の企画と同時に行われました。

レクチャーはアートを制作、発信する場所を中心としたものでした。

 

 アーティストの中崎さんはキュレーターの遠藤水城さんと水戸で遊戯室というスペースを運営、臼井さんは仲間と共に練馬でアーティストイン児童館というプログラムを実行されています。

 遊戯室は、とにかくゆるく、自由に、という雰囲気が印象的で、最低限のルールを守ってさえいれば大丈夫といった感じでした。同時に作品を展示・制作する際に積極的にその地域を復興しようとする考えとは距離を置いた作品をつくってもらいたいし、そのような場でありたいということもおっしゃっていました。結果的に地域に貢献した作品となるのは良いともおっしゃっていました。

 また、美術館と違い、スペースや組織自体小さいものであり、お金もそれほどかからないため、ゆるく、細いネットワークでも維持が可能で、さらに直接的な関わりやウェブを通した出会いなどで幾重にもネットワークの糸を絡めていくかたちは興味深い話でした。

 このようなかたちは水戸という場所、例えば、対水戸芸術館、対周辺地域、対東京と考えた時にアートスペースとして有効に機能しているともおっしゃっていました。

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 その後、臼井さんのレクチャーはパーティーの中で行っていただきました。

アーティストイン児童館とは、児童館をアーティストに作業スペースとして提供するというプログラムです。

子ども達にとってはアーティストの創作活動の中で遊びながら、ワークショップに自然に参加する状態となるようで、ワークショップを行う場所を変える事で、創作活動、ワークショップの内容がよりリアルなものとなる、ということです。

 遊戯室とは違い、児童館という場の特性を積極的に利用していくかたちで、作品のみならず、子ども達とアートの関係にも幾らか影響を与えるものでしょう。

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 CAAK自体もオルタナティブな場であり、アーティストや建築家の話を聞き、パーティーで団欒して、いろんな人と話し、知り合える場として有効に働いていると思います。

 こういった活動がいろんなところにあると、日常が楽しくなると思うんですけどね。

 活動場所によって、地域の特徴に適するかたちや内容があり、また団体の枠組み自体がカチっとしたものでない分どんどん変容していくもののようですね。

今日もおいしい料理がたくさん並びました!

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中崎さんが水戸からいらしたということで「水戸納豆」というテーマでした。

おいしい食事とお酒もアートには必要かもですね。

s.k.

皆様、こんにちは。

遅くなってしまいましまいましたが、

 アーティストの岩崎貴宏さんのレクチャー&パーティの報告です。

 

レクチャーでは今までの作品を振り返りながら、考えてきた事の経緯を開設して下さいました。

 

広島で学生生活していた時は、銀閣寺や平等院鳳凰堂の木製模型を二つ作成し、上下ひっくり返してくっつけている作品や、植物用のプランタに石けんを流し込んだものなどを作成していたそうです。

それは、凍結した時間から揺らぐ時間を探求していたそうで、竜安寺の石庭のような時間の流れを考えていたようです。

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それから、エジンバラへ留学し、ゴミを拾っていたそうです。

学生なので学費もかかり、物価も高く生活費もかかるためお金がない。さらにエジンバラのホームセンターにも制作意欲をそそるものが見当たらない。それで、お金のかからないゴミを拾い、作品に制作し始めたそうです。

 

エジンバラでは、タバコの箱についているセロファンやアイスクリームの棒、落ちていた小枝で作品を制作されていました。

ゴミはゴミという素材がある訳ではなく、乱雑であったり、普通の状態でない場合である。

そのゴミの乱雑な状態や複雑なパターンを分析し、再構築して異なった視点をみせてくれます。

 

その後、シャープペンの芯を電柱に見立てた非常に繊細な作品(展示中にお客さんによって壊れる事も想定に入れていたそうです。)を制作されていますが、その作品を輸送すると繊細すぎて壊れてしまったようです。

どうにかこの問題を解消できないかと悩んでいたある日、自分の衣服のほつれに気がつき、これを作品に出来ないか考えて出来たものが、布繊維を素材にして家や山やクレーンなどを構築する作品群です。

今回CAAKで金沢燈涼会に提供された場に出品していただいた岩崎さんの作品もこのシリーズです。

文脈を持ち、ファンタジックであると同時に、批評性も持っていて素晴らしい作品でした。

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レクチャー後のパーティー

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今回の献立は 

マグロのカルパッチョ

ミネストローネ

パスタ

パニーニ

アランチー二(ライスコロッケ)

生ハムとチーズ盛り合わせ

と豪華でボリューミーなイタリアンで、とてもおいしかったです。

記録的猛暑の七月が終わろうとする晩。

日が沈んでも一向に気温は下がらず、聴衆でぎっしり詰まった畳の上を首の廻らない扇風機が温い空気をかきまぜるなか、レクチャーは始まりました。


「ばらばらなものがいっしょにいる

いっしょにいるはずがばらばらだ」


まず、多元的であること、というレクチャーのテーマが、ひらがなに置き換えられて画面に示されます。

ぐっとイメージが広がったものの、まだまだ長田さんの真意がつかめません。

それは、アンリ・マティスのロザリオ教会や、彫刻家ジョン・チェンバレンの作品を辿りながら、徐々に明らかにされました。

マティスが壁画を描くのに用いた長い筆。

新しい表現に求められる、新しい手法。その手法を探るやり方は、まさに建築とパラレルであると長田さんは言います。

また、チェンバレンの作品に織り込まれている「時間」の存在について。潰された自動車が鑑賞者の視線に出会ったとき、そこには過去の姿がバラバラに想起されるのです。


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2009年、石川県能美市に竣工した「Yo」は、そのような長田さんの関心が現れています。

斜面を含んだ700平米敷地にそっと置かれたこの平屋の住宅は、一つ一つのセルが独立しつつも、同時にゆるやかにつながるような空間が出現しています。

「多元的」であることは、更に外部と内部の関係にも求められました。

施主である吉田さんは金属加工会社を経営されており、外部の風景を映し出すステンレスのパンチングメタルは、施主施工の形で実現されたそうです。

このパンチングメタルによってもたらされる、季節ごと・時間ごとに異なる風景、3度という絶妙な角度をもって構成された方形のボリューム、そしてその中を歩き回る人間。

これらの要素が織り交ぜられて、バラバラなように見えるセル同士の関係が、一瞬ごとに出来上がり、変化し、全体としての建物の印象をゆるやかに形作ります。


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複数の共存しえないものが、同一性による担保に寄ることなしに、同時に成り立つこと、ひいてはそのような空間。

それは価値観が多様化し、皆がある意味での不自由さをかかえて暮らす現代の社会で、どうすれば互いに共存してゆけるのかという問いを、建築に置き換えた模索でもあったのです。


複雑なありようを明快に説く長田さんのレクチャーは、とても小気味よく、「多元的であること」というテーマは、単に建築という領域にとどまらない、広い社会に対峙しての構えであることに感銘を受けました。

また、「Yo」を見学させていただいた時に感じた、回遊している内部を歩き回るごとに、空間の印象がつぎつぎと折り重なっていくような感覚の理由がわかり、なるほどという思いでした。

(り)


CAAK レクチャー&パーティ 35
第1部:中崎透(アーティスト) 「遊戯室について」
第2部:臼井隆志(アーティスト・イン・児童館 プログラム・ディレクター) 「アーティスト・イン・児童館について」

第1部では、アーティストの中崎透さんにお越し頂き、水戸で中崎さんが設立し運営している「遊戯室」のお話を伺います。遊戯室のような活動の面白さや可能性について、話し合う機会にできればと考えています。第2部では、臼井隆志さんに、東京都練馬区の児童館での「アーティスト・イン・児童館」という活動についてご紹介いただきます。レクチャー後、恒例のパーティを行います。差し入れ大歓迎です。皆様のご参加をお待ちしています。なお、第1部のレクチャーは、ウェブマガジンartscapeの開設15周年企画の一つとして、全国のCAAKのような活動8カ所をめぐる「ダイアローグ・ツアー2010」の一環として行われます。

【日時】2010年8月28日(土) 19:00 - 22:00
【会場】寺町の町家(金沢市寺町2-3-4)
【参加費】1,500円(パーティーに参加されない方は1,000円返却いたします。)
【定員】30名
【言語】日本語
【主催】CAAK Center for Art & Architecture, Kanazawa
【協力】artscape(大日本印刷株式会社)
【スケジュール(予定)】
19:00-19:45 第1部 中崎透レクチャー
19:45-20:00 質疑応答
20:00-           パーティ開始(ビール、フード等差し入れ大歓迎!)
20:30-21:00 第2部 臼井隆志レクチャー
22:00               終了
【お問い合わせ】office@caak.info ※要事前申し込み
参加ご希望の方はお手数ですがoffice@caak.info まで、お名前、所属と携帯メール以外のご連絡先をお書き添えの上、お申し込みください。

【講師プロフィール】
中崎透(なかざき・とおる)
1976年生まれ。茨城県水戸市出身、同地在住。アーティスト。武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程満期単位取得退学。現在、水戸市を拠点に国内のさまざまな地で活動。言葉やイメージといった共通認識のなかに生じるズレをテーマに自然体でゆるやかな手法を使って、看板をモチーフとした「看板屋なかざき」と題した作品シリーズをはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している。展覧会多数。2006年末より「Nadegata InstantParty」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室(中崎透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わる。

臼井隆志(うすい・たかし)
1987年東京都生まれ。東京都在住。アーティスト・イン・児童館プログラム・ディレクター/慶應義塾大学総合政策学部在籍。アーティスト・イン・レジデンスの制度やワークショップの技法を引用したアートプログラムを実施している。2008年より練馬区立東大泉児童館にて「アーティスト・イン・児童館」を開始。本事業のプログラム・ディレクターとして、「ことばのかたち工房」(アーティスト:西尾美也 2008.10~)、「児童館の新住民史」(アーティスト:北澤潤 2009.11~2010.3)の企画・運営を手がける。2010年より練馬区立中村児童館にて、アーティスト・ユニット「Nadegata Instant Party」(中崎透+山城大督+野田智子)を招待した制作プロジェクトを展開中。その他、実験的な創作活動をアーティストや活動家とのコラボレーションを通じて実践している。


artscape開設15周年企画「ダイアローグ・ツアー2010」

みなさま、こんにちは。

最近は梅雨も明けて、夏らしい、というか真夏な日々が続いていますね。

 

さて今回は、オーストラリアで建築活動をしているアンドリューさんとオーストラリアと日本を舞台に建築活動をしているジョアンさんのレクチャー&パーティーを開催しました。いつもより少人数でしたので、距離が非常に近いレクチャー&パーティーとなりました。

 

今回はジョアンさんが日本語が出来るということでレクチャラー兼アンドリューさんの通訳をやっていただきました。

 

アンドリューさんは住宅3件、ボート収納庫付きの高級アパートメント、の計4作品を発表してくださいました。

 

アンドリューさんは、難しい条件や課題を解決していくことや街と住宅の関係を考えたものであったり、敷地の使い方であったりなど作品の特徴一つ一つに面白さを感じているようでした。

また、周辺の風景の取り込み方と居室空間と風景の関係もきれいに現れていました。

ただ、ボート収納庫付きの高級アパートメントでは、申請を通しやすくするため、6000万円かけて既存の壁を残してリノベーションの形にしたのは驚きました。

引き続いて、ジョアンのレクチャーです。

ジョアンは修士学生時代に日本で勉強をしていた時期があり、それから日本に興味をもったそうです。

 都市とインタラクティブに働くインターフェイスに興味があるようで、紹介してもらった修士制作「Skinform」も人の動きに合わせてアーチ状の空気膜構造体が動くというものでした。

現在行っているCity Switchというプロジェクトも紹介してもらいました。このプロジェクトは学生時代に日本とオーストラリアの建築的な関係の構築を頼まれたものだそうで、出雲市で行われています。

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レクチャーの後、パーティーの開催です。

 

今回の献立は、素麺、枝豆、なすの揚げ浸し、手羽元の煮込み、いかとしめじのバターソテー、ヨーグルトソースサラダでした。全部おいしかったですが、なす好きとしては揚げ浸しすごくおいしかったです。

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パーティーの間、アンドリューは金沢21世紀美術館の夜景を撮影しに行くといって、顔を輝かせて出かけていきました。建築大好き少年のようで、すごくいきいきしていました。

岩崎貴宏展のお知らせ(7月29日〜8月1日)

金沢青年会議所が主催する「かなざわ燈涼会」への参加企画として、広島在住で世界的に活躍するアーティスト、岩崎貴宏さんの展覧会を行います。
岩崎さんはこれまでにも東京の森美術館や水戸芸術館現代美術センターなどで作品を発表し、昨年はフランスのリヨン・ビエンナーレに参加。今年のバーゼル・アートフェアでも好評を博しました。一方、地元広島の「広島アートプロジェクト」でもキュレーションを行うなど中心的に活動されています。
今回の会場は、尾張町の町家「楳荘」。明治後期に建てられたと推定される、朱の塗りの素敵な高町家です。加賀友禅の老舗「木倉や」さんの所有で、普段は公開されていませんが、今回、木倉やさんのご協力により展示に使わせていただきます。
作品は、布団を使った旧作に加えて、蚊帳をつかった新作を制作する予定です。
4日間限りの展示となりますが、是非、ご高覧ください。

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「かなざわ燈涼会」参加企画
岩崎貴宏展

【会期】2010年7月29日(木)~8月1日(日)

【開場時間】11:00~21:00(最終日のみ17:00まで)

【会場】楳荘(金沢市尾張町2丁目9-10)

【主催】社団法人金沢青年会議所

【楳荘会場企画】CAAK, Center for Art & Architecture, Kanazawa

【入場料】無料

【出品作家】岩崎貴宏


7月28日(水)19時より21時まで、会場にて内覧会を行います。「かなざわ燈涼会」オープニングセレモニー出席のため、作家が会場にいるのは、20時以降となります。

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岩崎貴宏《アウト・オブ・ディスオーダー(布団)》


CAAKの送別会 

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お世話になっております。CAAKです。

春は別れの季節であり、別れの季節でもありますね。

今回は3月13日に開催したCAAKの送別会を書きます。

高専生1名、大学4年生4名と大学院2年生4名の全9名がCAAK を卒業するということで、CAAKメンバーやスタッフで送別会を開きました。

さらに、送別会にはむとう設計の吉田さんや富山大学の卒業制作展のゲストとしてれていたアーティストの野老朝雄さんと富山大学の学生も参加して下さいました。野老さんの持ってきていた作品もみんなで拝見させていただきました。

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いつものCAAKパーティと同様に料理チームがつくったちらし寿司やキッシュなどを食べながら、いろいろ話をしたり、卒業メンバーが野老さんやCAAKの代表方に卒業制作をプレゼン    したり、楽しく過ごしました。

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残ったCAAK メンバーから卒業メンバーひとりひとりに合わせて本や酒や仮面などなどプレゼントを送りました。ダースベーイダーの仮面をもらった谷内君は、そのまま特技であるボイスパーカッションを披露してくれました。

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卒業メンバーからCAAKにもプレゼントがありました。過去の活動等をまとめた動画やCAAKサインが入った看板や手作りの家型CAAKペーパーウェイトなど、素晴らしいものをいただきました。

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みなさまご卒業おめでとうございます。

れぞれ大変だと思いますが、ちょくちょく顔だしてくれたりするとありがたいです。

それではまた会う日まで!!


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s.k.





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