2009年3月アーカイブ

CAAK寺町の送別会

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CAAKのスタッフとして活躍してくれた

石川工業高等専門学校5年生の多田くんが、編入のため千葉へ旅立つこととなり、寺町の町家で送別会を開きました。

 

めでたい!!

 

ということで、多田くんの船出を祝い、旗と赤飯を用意しました。

 Good Luck Tada1.jpg

 



そして、野田さんの提案で「たこ焼きパーティ〜」を開催。

 

なかなか、上手に焼けないのでみんなで原因を考察・・・・・・

 

ワイワイ、がやがや。。。

 

みんなで、ワイワイ話し合った末に出した答えは、

『たこ焼きの生地に山芋を入れ過ぎ・・・なのか??』

Good Luck Tada2.jpg

 

でも、最後はきれいに焼き上がり、おいしいたこ焼きが食べることができたので山芋の入れ過ぎなんて気にしません。

 

最後は、集合写真。

めるろさん、西川くん、野田さん、林野さんが人文字でCAAKを表現。

 Good Luck Tada3.jpg

千葉での活躍を期待しています!

金沢に帰ってきたら、また遊びにきてね。

多田くん、ガンバっ!!

 

YW

みなさま。

いつもお世話になっております。

 

 

2009年の初レクチャーは、水戸芸術館の学芸員である高橋瑞木さんのレクチャーでした。

 caak21_takahashi1.JPG

 

 

先日、CAAKで開催した「折り紙カフェ 乙女のために、町家でパーティー」から使っている黒板に、レクチャータイトルを書いてみました。

黒板に書くと、学校の授業みたいですね(笑

日直は、CAAKスタッフです。

 


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毎月、全国各地でまちなかアートプロジェクト(カフェ・イン・水戸、金沢アートプラットホーム、水都大阪、etc...)が多く行われています。そうしたなか美術館がどういう役割を果たせるのか、どういうことに期待をしているのかレクチャー参加者様と話し合いました。


 

caak21_takahashi3.JPG

 

美術館は、まちなかの人や情報を結びつけるモノの中心であり、アーカイブのような継続的なものが求められているといった意見が多く聞こえました。

まちなかアートプロジェクトにおいては、美術館が参加することで明確なビジョンを持って市民を動かすことになるが本当に良いのか、機材提供などのサポート役に徹した方が良いという意見が出ました。


中心市街地が空洞化した『まち』では、人の滞留と流動が小規模となっており、人が歩いているだけで幸せだったりするそうです。

ハードを持った美術館では、お客さんが美術館によって帰るだけで、まちなかに行くことはそれほどありません。まちなかアートプロジェクトを開催することで、地図を持って『まちを歩く』ことで、まちなかに人を呼び都市を活性化させます。

現代美術館に限ってですが、人々の意識は、『美の殿堂=美術館』という本来の役割から離れ、まちづくりをすること・人と人を結びつける装置としての役割が期待されているのかもしれません。


皆様は、美術館に何を期待して、何に期待していませんか?

お時間があれば、コメント欄にお願いします。。


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レクチャー後のパーティー・・・料理テーマは、韓国。

チゲ鍋おいしかったです。

今回、のり巻きがありますが、巻くものがなかった為段ボールに切り込みを入れて、巻きました。(注:サランラップを敷いてあったので衛生上は大丈夫です。




高橋さん、ありがとうございました!!

次回のレクチャーをお楽しみに。


(YW)




高橋瑞木さんによるレクチャーがあります
2008年3月16日(月)に、水戸芸術館の学芸員の高橋瑞木さんよるレクチャー「もう美術館はいらない?ーまち中アートプロジェクトブームにおける美術館の将来」があります!

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CAAK Lecture 21
高橋瑞木「もう美術館はいらない?ーまち中アートプロジェクトブームにおける美術館の将来」

【日時】2009年3月16日(月)19:00開始
【会場】寺町の町家(金沢市寺町2-3-4)
【参加費】1,500円(パーティに参加されない方は1000円をご返却いたします。)
【定員】40名
【スケジュール】
19:00-19:30 レクチャー
19:30-20:00 質疑応答
20:00-22:00 パーティ
【講師プロフィール】
高橋瑞木(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
1973年東京生まれ。早稲田大学大学院を修了後、ロンドン大学東洋アフリカ学院MA課程修了。1999年から森美術館準備室勤務を経て、2003年より現職。担当した企画展に「ライフ」(06年、水戸)、「ジュリアン・オピー」(08年、水戸)、共同企画に「KITA!! Japanese Artists Meet Indonesia」(08年、ジョグジャカルタほか)など。
【主催】CAAK: Center for Art & Architecture, Kanazawa
【お問い合わせ】office@caak.info
※要事前申し込み(参加ご希望の方はお手数ですが、office@caak.infoまで、お名前と携帯メール以外のご連絡先をお書き添えの上、お申し込み下さい。


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CAAK Lecture 21
TAKAHASHI Mizuki Lecture & Party
"No more museum?-The future of Japanese museum in the boom of art projectin the cities"

Date: Monday, March 16, 2009
Time: 19:00-22:00
Venue: Machiya in Teramachi (Teramachi 2-3-4, Kanazawa)
Lecturer: Mizuki Takahshi (Curator)
Admission: 1,500 Yen (CAAK refund 1,000 Yen to whom will not attend the party)
Capacity: 40. Booking Required

TAKAHASHI Mizuki
Born 1973 in Tokyo. Following a postgraduate degree from Waseda University, received her MA from the School of Oriental and African Studies, University of London. In 1999 joined team working on preparations for opening of the Mori Art Museum, before moving to current position in 2003. Curatorial portfolio includes Life (2006, Mito), Julian Opie (2008, Mito) and co-curating of KITA!!: Japanese Artists Meet Indonesia (2008, Yogyakarta, and other cities).

Organized by: CAAK, Center for Art & Architecture, Kanazawa
Contact:
Please send e-mail to office@caak.info with your name and your
contact information. Prior booking required due to the limited space.
URL: http://www.caak.info

The lecture will be in Japanese.

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CAAK事務局
CAAK, Center for Art & Architecture, Kanazawa
URL: http://www.caak.info/
blog: http://www.caak.info/jp/images/
mail: office@caak.info

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『筑波大学アート・デザインプロデュース2008』(筑波大学芸術専門学群発行、2009年3月)

鷲田めるろ「視点をずらす、ひとをつなぐ」pp.158-162


2008年6月23日に筑波大学で行ったレクチャーの再録です。CAAKの紹介をしています。




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こんにちは。
あっという間にもう3月ですね。
徐々に春の準備でまちや草木が騒がしくなってきそうです。
そんな中、CAAKでは3/1〜3/3に手町の町家でひなまつりの催しを開きましたよー。

「折り紙カフェ 乙女のために、町家でパーティ」

ひな人形と甘酒と折り紙と町家。
乙女の、乙女による、乙女のためのひなまつり。
The Girls Festival of the girl, by the girl, for the girl.


今回は金沢美術工芸大学のCAAK新スタッフを中心に
乙女の会を企画・立案しましたー。




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一階の居間にひな人形を飾りました。
寺町にすんでいたおばあちゃんが手作りでつくったおひなさまを
金澤町家研究会が譲り受け、CAAKが引き継ぎ、今年も飾りました。



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おひなさまに見守られて、楽しいひとときを過ごします。


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白い椅子は今回作成したもの。
既存の緑の椅子とサイズを会わせて、緑と白で折り紙のようにみせました。




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折り紙でつくった箱にひなあられを入れて配ります。
女の子にはジュースをサービス。






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土間で折り紙のワークショップ。
奥には、美大工芸科の学生さんの作品を展示。



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みんなで必死に折り紙を折ります。
折ってみると、案外忘れていて子どものほうが器用。
むづかしい。。負けてられません。




多くのお子さんも来てもらいました。
何日も来てくださる子どももいて、折り紙をマスター。

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「ぷにゅ」


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「いぃー」


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「!?」





ひな人形をつくったおばあちゃんのお友達も来てくださり、大変感激していました。
「大阪にすむおばあちゃんに手紙をかくわー。ありがとう」




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着物姿のCAAK新スタッフ。
お花をならっているそう。折り紙で貝を必死につくっていました。


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乙女の会なので男子は静かにパーティ。CAAKスタッフです(笑)




多くの方に来て頂き、誠にありがとうございました。
寺町の方にものぞいて頂いて、お話することができました。
こういう機会を今後とも継続してやっていけたらいいですね。



みなさんおつかれさまですー



(NN)

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