2008年9月アーカイブ

カラニワ展 vol.5

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・・・お待たせしました。
ついに「カラニワ展」の全貌をお伝えするときがやってきました!
フラリとお出でくださいませ。
寺町の町家にてお待ちしています。


 


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彌永秀一展 空庭-カラニワ-
水で時間を紡ぐ
草でカフェを描く
土で風景を思う

今秋、CAAKは、能美市在住の若手作家・彌永秀一氏を迎え、初の展覧会を企画することになりました。CAAKの拠点ともなっている築80年の「寺町の町 家」を会場に、これまで水や植物といったモチーフを取り上げてきた彌永氏が、町家の空間を活かしながら、金沢の古い町家から出た廃材や、身近にある植物、 土を用いてインスタレーションを行います。
作品と一体化した町家の空間をより深く体感していただくため、会場では「うづらや」の素朴で滋味深い手作り菓子とお茶を供します。
また会期中、2005年に金沢市民芸術村で開催された彌永氏の個展「むなぞら虚空のあいろ彩に」をモチーフとした同名の映画上映も行います。
自然や空間のたなびきをゆっくりと五感で感じ取っていただければ幸いです。

■開催日
11/1(土) 2(日) 3(月祝)
   7(金) 8(土) 9(日)
  14(金)15(土)16(日)
OPEN 13:00---18:30

会期中、うづらやのカフェ営業を行います。
作品の観賞(体験)にはお茶代が要ります。ご了承下さい。
また、うづらやの商品の販売もいたしております。

■ 会場:CAAK寺町の町家
〒921-8033金沢市寺町2-3-4
(寺町大通り沿い、ファミリーマート隣)
■主催:CAAK:Center for Art & Architecture, Kanazawa
■協力:日陰植物の会
■ グラフィックデザイン:田中聡美

■彌永秀一(やなが しゅういち)
1978年生まれ。広島県出身。
金沢美術工芸大学油画専攻卒業。
風景、水、植物などをモチーフにインスタレーションや花器などの作品を展開する。
主な個展
2000年「雨庭」 サロン粋 
2003年「虚空の彩に」 金沢市民芸術村
2008年「朴として水に復る」 うづらや

■うづらや
石川県能美市の菓子屋。
卵、乳製品不使用、国産小麦使用。
店舗の内装等を彌永が手がける。
うづらや

■CAAK(カーク)
2007年秋、若手建築家・キュレーター・アーティストらにより金沢で始動。昭和初期に建てられた「寺町の町家」を拠点に、都市/建築/美術を横断した活動を行う。
CAAK

■「虚空の彩に」 MUNAZORA NO AIRO NI (25min)
会期中2階中の間にて、山崎阿弥脚本、監督の短編映画を上映いたします。雨と茶道でインスタレーションを試みた展覧会「虚空の彩に」を主題に制作されました。
雨が降り流れるように、客人を迎え、そして送る。
湿り気を帯びた空気と、雨が描いた虚空を
山崎氏が音と映像で再構築した一作。

■K-Plat-extension
本展覧会は、金沢21世紀美術館主催:金沢アートプラットフォームの関連企画として開催されます。
金沢アートプラットフォーム

(り)
 

空庭-カラニワ展 vol.4

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金沢アートプラットフォームのエクステンション展として開催されるカラニワ展まで、あと一ヶ月半。
先日はチラシの打ち合わせをしました。

今回チラシをデザインしてくださるのは、デザイナーのタナカサトミさん(写真左)。実はタナカさんは、CAAKのロゴをデザインして下さった方でもあるのです!そしてなんと、アートプラットフォーム展のポスターやチラシデザインもされています。

 

机の上に気になるものが二つ。
三人が凝視している紙。これはチラシが出来あがってのお楽しみです。

そしてもうひとつ・・・

 
これは!!!

この形をみただけでピンと来る方もいらっしゃるのでは。
知る人ぞ知るあのお店が、カラニワ展の期間中まるごとCAAKにやってくるのです!!なんと期間限定カフェも作品の一部として併設。
お見逃し無く。

うづらや


(り)
 

KOSUGE 1-16

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先日までCAAK「寺町の町家」に小さな宿泊客が滞在されていました。CAAK史上最年少、 こうちゃん1才!!

こうちゃんは、金沢アートプラットフォームの参加アーティストである、KOSUGE1-16のお二人の息子さんです。
KOSUGEのお二人は、金沢21世紀美術館長期インスタレーションルームに、「巨大サッカーボードゲーム」の作品を製作。CAAKに滞在されていたのでした。
アートプラットフォームの期間中は、このサッカーボードゲームを使ったサッカー大会《AC-21》や、「どんどこ! 巨大紙相撲」を開催されるそうです。
こちらのワークショップも楽しそうです。

(り)
 

空庭-カラニワ展 vol.3

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ちかごろ街でこのマークをよくみかけます。

 

金沢アートプラットホーム2008!!
10月で4周年を迎える金沢21世紀美術館が、金沢のマチナカを使ってちょっと変わった展覧会をやるのです。

実は「空庭-カラニワ展」は、この金沢アートプラットフォーム展の関連企画でもあるのです。
21世紀美術館が主催する19の企画の他に、CAAKのような関連企画が40近くもあり、この秋金沢の町はアートづくめになる予感。。
美術館で配布されるマップを片手に、あちこちの会場を渡り歩きながら、金沢のこまちなみを散策。おすすめです!

(り)
 

改修

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寺町の町家2階は個人の賃貸スペースになっています。CAAKメンバーの吉村さん事務所が新規に入居したのを機会に、林野事務所スペースと合わせて改修をすることになりました。
町家の味のある和室もよいのですが、パソコンや図面に向かうことが多い職種なため、やはり机と椅子が置けるしっかりした床がほしいところ。
また、築80年の寺町の町家はあちこち傷みが激しく、朝来てみると机の上に壁の砂がドドッと落ちていることもしばしばありました。

 
改修前の押し入れと床。壁もだいぶ傷んでいます。

 
砂壁の崩壊が防ぎきれなくなった部分は、ベニヤ板が貼ってありました。
青く見えるのはベニヤの上に更に貼られたラシャ紙です。

 
まずは畳をあげ、養生をしてもはや粘着力がゼロになっている砂壁を掻きおとします。
全身砂まみれ。土ぼこりのなかで防塵マスクとゴーグルを付けての作業でした。

 
壁崩壊があまりに酷い箇所は、ケイカル板を張って補修します。
釘を打つ度に壁がボロっと剥がれて来る難作業。

 
二日目の終わりでこの状態まで来ました。
床の断熱もばっちりです。
まだまだ続きます!

(り)
 

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