2008年7月アーカイブ

いつもCAAKをご支援いただき、ありがとうございます。
次回イベントのご案内です。
7月6日(日)14:00から、現在金沢21世紀美術館 デザインギャラリーにて『金沢をブリコラージュする。糸崎公朗写真展』と題した個展を開催中の、糸崎公朗さんにおいでいただき、創作に関する姿勢や対象を 見つめる作家独自の視点について、お話しを伺おうと思います。糸崎さんは二度に渡りCAAKに滞在しながら、今回の個展の作品制作をされました。

CAAK初、日曜昼の開催となりますので、今までご都合つかなかった方も奮ってご参加下さい。中学生・高校生も大歓迎です。

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CAAKレクチャーシリーズ15回 
糸崎公朗レクチャー&カフェ『ブリコラージュ芸術論』

【日時】2008年7月6日(日)、14:00から
【タイトル】『ブリコラージュ芸術論』
【会場】寺町の町家(金沢市寺町2-3-4、場所は以下の
CAAKのウェブサイトをご参照下さい。)
【参加費】1,000円(カフェパーティに参加されない方は
500円をご返却いたします。カフェのみの場合は500円)
【定員】40名
【スケジュール】
14:00-15:00 糸崎公朗レクチャー
15:00-16:30 交流カフェ(お菓子ビュッフェあり)
【主催】CAAK: Center for Art & Architecture, Kanazawa
【お問い合わせ】office@caak.info
※要事前申し込み(参加ご希望の方はお手数ですが、
office@caak.infoまで、お名前と携帯メール以外のご連絡先をお書き添
えの上、お申し込み下さい。
※カフェにご参加の方は、環境への配慮から、是非マイ・カップをお持
ち下さい。
(紙コップはご用意させていただきます)

【プロフィール】
糸崎公朗(いとざき・きみお)
1965年長野県生まれ 東京造形大学卒業
「非人称芸術」という概念を提唱し、写真を素材にした作品を製作。
現在金沢21世紀美術館デザインギャラリーにて個展『金沢をブリ
コラージュす
る。糸崎公朗写真展』を開催中。
ホームページアドレス http://www.itozaki.com/top
/6

いつもCAAKをご支援いただき、ありがとうございます。
直前の告知で恐縮ですが、次回イベントのご案内です。
7月23日(水)19:00から、台湾のキュレーター、リ・ユーリンさんに
お越しいただき、現在リさんが論文を準備されている、日本の美術館を事例とした
美術館論について、お話しを伺おうと思います。
今回の来日は、日本の美術館のリサーチを目的とされており、
リさんとの意見交換ができればと考えています。
今回は、レクチャー後の恒例のパーティは行わず、
ワンドリンク付きの自由なディスカッションとなります。ご了承下さい。
多くの方のご参加をお待ちしています。

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CAAKレクチャーシリーズ15回
リ・ユーリンレクチャー

【日時】2008年7月23日(水)、19:00から
【会場】寺町の町家(金沢市寺町2-3-4、場所は以下のCAAKのウェブサイトをご参照下さい。)
【参加費】1,000円(ワンドリンク付き)
【言語】英語/日本語
【定員】40名
【スケジュール】
19:00-19:30 リ・ユーリンレクチャー
19:30-20:30 ディスカッション
【主催】CAAK: Center for Art & Architecture, Kanazawa
【お問い合わせ】office@caak.info
※要事前申し込み
(参加ご希望の方はお手数ですが、office@caak.infoまで、
お名前と携帯メール以外のご連絡先をお書き添えの上、お申し込み下さい。)

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CAAK事務局
CAAK; Center for Art&Architecture ,Kanazawa
URL: http://www.caak.info/
blog: http://www.caak.info/jp/images/
mail: office@caak.info

お待たせしました 金沢建築ツアー2日目の報告です


集合は近江町市場
ここから歩いて建築巡りスタートです

まずは巨匠 村野藤吾の「北国銀行武蔵が辻支店」
 
現在は工事中 残念

次も村野藤吾さんの「中嶋商店」
 
庇が隣家の上に出てます 今ではありえませんね

そして「石黒薬局」「旧石川銀行橋場支店」を見学
写真は石黒薬局です
 


次に訪れたのは大江匡さんの「大樋ギャラリー」
鉄骨の数寄屋は隣の武家屋敷の雰囲気を壊さずに存在しています
ここでは歴史ある大樋焼が展示・販売されています


次はひがし茶屋街に移動
初めて訪れた方からは感嘆の声が

見学したのは水野一郎さんの「箔座 ひかり蔵」
 
圧倒的な金の壁は竣工から4年 一度も手直しされる事無く同じ輝きを放っています
左官職人挾土秀平さんのスゴさですね

続いて「志摩」を見学
 
ここでは茶屋の文化を学べます

次に主計町、 武藤清秀さんが手がけられた「松乃や」へ
 
町家を宿泊施設に改装された建物
箱階段が印象的でした


お昼はとどろき亭で食事
とどろき亭は大正時代、銀行として使われていたそうで天井の高い雰囲気のあるお店です


ひがし茶屋街からバスで移動

百万石通り、香林坊バス停近くの「+COLOR」に突然お邪魔しました
 
この+COLORはCAAKメンバーの林野紀子さんが手掛けられたショップです
外とつながっているようなインテリアと2階カフェから見る百万石通りの緑がとてもきれいでした


次は小津誠一さんの「RENNビル」へ
駐車場となった旧映画街の裏手に立地するビルをリノベーションすることで町のウラだった場所がオモテに
建築が町を活性化する好例ですね
 
1階、地階の店舗を見学
CAAKもよくお世話になってます


ここから車で移動

今年竣工した池原義郎さん設計の「いしかわ総合スポーツセンター」へ
 
空港のような建物 とにかくでかい


次は八尾廣さんの「宮本三郎美術館」
既存の木造石貼り倉庫を改修、増築した美術館
 
力強い架構の倉庫と対比的な新築棟
展示されている絵画もすばらしかったです

そして次はご存知 黒川紀章さんの「本陣記念美術館」
 
池に囲まれた外観はお城のようです

磯崎新さんの「中谷宇吉郎 雪の科学館」に移動
 
中庭は霧が発生するインスタレーションとなっています
当日の変わりやすい天候もあって幻想的でした
ここでは雪の面白い実験を見せてもらいました
 
氷のなかに雪の結晶の形が
みんな感動していました

最後に『九谷窯跡展示館」へ
 
内藤廣さんの設計です
どこか懐かしい住宅街に溶け込んでましたね
時間に遅れ、中に入れなかったのが残念です


CAAK初の建築ツアー
かなり多くの魅力的な建築を体験でき、充実した内容だったのでは
またやってほしいとの声もありました

なにより今回のツアーに参加してくださったみなさん、御協力してくださったみなさんに感謝です
ありがとうございました

(FN)
 
金沢建築ツアー!
このようなイベントはCAAKとして始めてです。

2日間にわたって行われましたが、その1日目の様子です。


10:30 金沢駅に集合。
CAAKのイベントは初めて参加する方も多く、朝からわくわく。

建築ツアー、最初は「金沢ビーンズ」です。
名前の通り、豆の形が印象的な建築です。大型の書籍店で休日ということもあり、中は多くの人でにぎわっていました。

建築コーナーにいた方、五十嵐さんの姿にびっくりされたのでは!?
 


そして次は大野。
「大野からくり記念館」
ツアー参加者がぞろぞろと入っていきます。

 

からくり人形の実演を見ました。お茶を運んで、戻って。どういう仕掛けになっているのか...。
構造体の迫力ある建築でした。


そして次に「大野くらくらアートプロジェクト」を見学。
使われなくなった蔵を、現在はギャラリーやアトリエなどとして使っています。
大野の雰囲気がよく出ている写真。そしてツアー参加者。
 

「海辺のアトリエ」は塩を使ったアーティスト、山本基さんのアトリエとなっています。しかし残念ながらこの日は不在。
 

その他大野には、
「ギャラリー・もろみ蔵」、「ギャラリー・oxydol」、「ハマヨスタジオ」、その他いろいろ。それぞれが異なった雰囲気をもていておもしろいですよー。
 

こちらでは特産のしょうゆを使った食品がいろいろ。
 


次は小津誠一氏による住宅。
 
生活スペースの入ったboxが、地面から持ち上げられたような構成。


次はCAAKメンバー、吉村寿博さんによる住宅。
 
学生の参加者からはかっこいいーとよく聞こえてきました。


ここまで見たところで昼食。
「せん」鞍月店です。この店のインテリアは参加者の深井さんが手掛けたそうで、オリジナリティあふれるインテリアは見応えありました。かっこよかったですよー。行ったことない人はぜひぜひ。(スイマセン、写真ありません!)


そして昼食後、まずは「金沢21世紀美術館」。
ロン・ミュエック展を見学です。
おなじみの場所だったので、油断してまたまた写真を取り忘れました!


そして最後は新堀学氏による住宅。
新堀さんには、以前CAAKでレクチャーをしていただきました。

コンクリートをまじまじと見る人たち。
 


ここでツアー1日目終了!この後は、
彦坂尚嘉/美術家+新堀学/建築家 「皇居美術館空想について」
のレクチャー!町家に戻ります。


1日目はふだん見れない住宅が3つも!貴重な体験です。
いろんな人と意見を交わしながら、五十嵐さんの話を聞きながら。これもまた貴重な体験!ほんとに充実した1日でした。

いろんな方のサポートがあり、みなさんに感謝です。

では2日目に続きますー。

(YM)
 
先日は糸崎公朗さんの
CAAKレクチャー&カフェが行われましたーー。
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糸崎さんは現在、金沢21世紀美術館のデザインギャラリーで
展示をしているアーティスト!
路上のさまざまなものを切り取り、表現します。
糸崎さんは昨年の11月、今年の3月から4月、
そして今とCAAKに滞在されています。
CAAKはすごい仲良くさせてもらって、
いつもいつも、いろいろなことを教わってますー。


レクチャーでは糸崎さんの視点を、色々な作品、
これまでの芸術の流れから詳しく説明されました。
「ブリコラージュ」はまわりで手に入るものを寄せ集め、
それらを部品として何が作れるか試行錯誤しながら、
最終的に新しい物を作ること。
カメラをのこぎりでカットし、カスタマイズ!
ここからいろいろな糸崎さんの写真が生まれます。 

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続いてフォトモの取り方、作り方を説明。
芸術をみる人の目の補正、イメージの補完で小さな風景を再現。
何気ない街中の風景がフォトモで一気に面白くなります。
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赤瀬川原平の路上観察学。デュシャンの提唱したレディメイド。
芸術としての可能性を広げるこれまでの視点をもとに、
糸崎さんはそれぞれの作品で独自に展開します。

 

昆虫を接写した写真はウルトラマンの怪獣に見えてきます。
こんな方々も路上にいるのですね。
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写真をつなぎあわせたツギラマはそれぞれのものの情景が含まれ、
1枚の写真よりも本当にリアリティがあります。
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すべては周りに日常あるもの。こんなにも路上が楽しくみえる視点、糸崎ワールド。
路上はまだまだ色々なこと、未知なことでいっぱいあふれてそうです。
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レクチャーが終ってCAAKcafeでみんなで談笑。
お茶とケーキ、CAAKクッキーがかわいい。
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 糸崎さんの展示は今週までです。
今週末にはフォトモ、昆虫写真のワークショップもあります。
お時間あるかた、ぜひ参加しましょうー。
日常の世界がぐーんと広がり楽しくなりますよ。

今夜は七夕。曇ってますね。願い事かなうかな。

ではー。

(NN)
 

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