■これまでのイベント

CAAK Lecture 20 / 2008年12月26日
神野真吾/千葉大学准教授「金沢で千葉の話を」
街と市民を巻き込んだ参加型のアートイベント「ひらがなアート〜チバトリ〜」を横浜トリエンナーレと照らしあわせて紹介。アートイベントにおける課題、問題点について言及しながら、千葉大の学生と一緒にその魅力・可能性を議論する。

CAAK Lecture 19 / 2008年12月22日
木村浩之/建築家「ディーナー&ディーナーの試み」
スイスの建築家Diener&Dienerが手がける博物館の改修のプロジェクトから、ホテルのプロジェクトを紹介。都市・環境・社会と建築のあり方を、改修のコンセプトや設計手法から導く。

CAAK Lecture 18 / 2008年12月13日
平田晃久/建築家「空間の自然」
家具・住宅、集合住宅、プロジェクトなど、自作について解説。キャベツ、山々、珊瑚礁など自然物のかたちのなりたちに着眼し、「sky」「seed」「pleads」といった手法で、有機的な建築の生成論を展開する。

CAAK Lecture 17 / 2008年11月15日
彌永秀一/アーティスト
作家のこれまでの作品において考えてきたことを紹介。雨水、コケ、といった日常にある風景を切り取り、ふと鑑賞者の思いを日常の風景へ巡らせる場へとインスタレーションする作品の世界を共有する。

CAAK Lecture 16 / 2008年11月8日
中山英之/建築家「絵に描いた空間。」
スケッチを描きながら、その空間的関係性を生み出していくという独特の手法によって生まれる建築について、学生時代の作品から現在にいたるまで、中山さんにお話して頂きました。CAAK初の21世紀美術館でのレクチャー。100人を越える人が詰めかけました。

展覧会 / 2008年11月1日-11月16日
彌永秀一展「空庭 カラニワ」
道ばたに生えているコケを切り取り、寺町の町家の様々な場所に展示。うづらやのお茶とお菓子でもてなし、町家のひとときの時間をインスタレーションする。

CAAK Lecture 15 / 2008年7月23日
リ・ユーリン/キュレーター
「コンテンポラリーアートのための美術館とはどういうものあるべきか」ということをテーマに参加者とディスカッションを行う。美術と、建築、地域社会など様々な関係について話を重ねる。ゲストにKOSUGE1-16、丸山純子。

CAAK Lecture 14 / 2008年7月6日
糸崎公朗/美術家 「ブリコラージュ芸術論」
「ブリコラージュ」という手法から、路上に存在する風景を切り取り表現したフォトモ、ツギラマ、路上ネイチャーといった作品を、これまでの芸術の流れのなかで位置づけ解説する。カフェではお茶とお菓子で交流を広げる。

CAAK建築ツアー / 2008年6月21日-22日
金沢建築ツアー
町家の改修から近代建築、最新の住宅まで、金沢の幅広い建築文化を多くの方に知ってもらうことを目的に、金沢建築ツアーを行う。通常非公開の建築内部も見学、また一部の建築については、設計者、施主、建築批評家らによる解説もありました。

CAAK Lecture 13 / 2008年6月21日
彦坂尚嘉/美術家+新堀学/建築家 「皇居美術館空想について」
皇居に日本の美術を一堂に集める巨大美術館を空想する「皇居美術館空想」について説明。リスボン建築トリエンナーレにおいて具体化された彦坂案、新堀案について意見を交わす。皇居が空間として議論された。

CAAK Lecture 12 / 2008年6月7日
原久子/キュレーター 「大阪アートシーンに注目!」
美術館からギャラリーまで大阪各地域のアートシーンに着目し、70's生まれの若いオーナーが活躍する第4世代のギャラリー、PANTALOON、AD&A Gallery、FUKUGAN GALLERYなどの動向を分析。最後にトーチカの光を使った映像作品を紹介する。

Special Event / 2008年5月31日
貝島桃代/建築家 「いきいきまちやプロジェクト説明会」
2008年秋に行われる21世紀美術館による「金沢アートプラットフォーム2008」(21世紀美術館企画)の作家として再び金沢に出展するアトリエ・ワンの貝島さんによるプロジェクト説明会。町屋を実際に改修して利用します。CAAK、町屋研究会らも協力します。

CAAK Lecture 11 / 2008年5月10日
松川昌平/建築家 「生成と観測」
コンピュータ・アルゴリズムによって、無数の可能性のなかから準最適解を半自動的にみつけるような設計手法を説明。プロジェクトのため自らつくったCADや、ランダムに見える木材が自己組織的に構造をなすプロジェクトなどを紹介。

CAAK Lecture 10 / 2008年4月30日
佐藤敏宏/建築家
自身の建築作品の紹介にはじまり、プライベートな住宅をパブリックな場所に変える「建築あそび」や、ここ一月の日記とともに若手建築家へのインタビューである「ことば悦覧」などを紹介する。寺山修二からの影響から、建築の路上化を目指す

CAAK Lecture 09 / 2008年4月09日
金澤町家研究会×CAAK
金澤町家研究会が寺町の町家でこれまで行ってきた活動、改修、町家の歴史を説明。続いてCAAKが活動のコンセプトと発足の経緯を説明し、この町家を通して双方の意見を交換する。寺町の町家のオープニングパーティ。

CAAK Lecture 08 / 2008年3月20日
新堀学/建築家 「ユーザー/アーキテクト/イニシアティブ」
建築家として敷地内で考えることと敷地外の活動を相対的に解説。自身が関わるさまざまな地域保存・再生の活動を説明し、プロジェクトにおける建築家やアーティストの存在と活動、地域社会の関係に着目する。

CAAK Lecture 07 / 2008年3月15日
日沼禎子/国際芸術センター青森キュレーター(ACAC)
安藤忠雄氏設計の国際芸術センター青森を紹介。ここ数年の青森のアートシーンを相関図で説明し、青森で運営されているアートスペース「空間実験室」でアートプロジェクトと地域社会の関わり方について言及する。

CAAK Lecture 06 / 2008年3月2日
中村政人/アーティスト 
自作を通して、社会のなかで作品を成立させる上での様々な問題や関係が表現となることを解説。また大館や沖縄、氷見で行われている街を活性化するプロジェクトを紹介し、その後のパーティを通して金沢在住の参加者と情報交換を行う。

CAAK Lecture 05 / 2008年2月11日
AYUO/ミュージシャン 「ワールドミュージック×ポエトリー」
人類の起源と共に、かたちを変えて東西に伝来していった音楽の起源を巡りながら、詩の朗読と組み合わせた音楽を聴講する。

CAAK Lecture 04 / 2008年2月5日
高山健太郎/地中美術館
世界の公共空間を舞台とした自身のパフォーマンス作品と、使われなくなった田んぼを美術館が借りて米をつくるプロジェクト「アートとコメの収穫祭」における色々な人の物語、直島の歴史を説明し、公共・歴史とアートについて考える。

CAAK Lecture 03 / 2007年12月17日
中森康文 「1960年の丹下健三と石元泰博の『桂』」
写真家の石元泰博が撮影した桂離宮の写真集『桂』。そのコンポジションに絡む丹下健三の意図と、石元泰博の思考を当時の状況・関係から横断的に探る。

CAAK Lecture 02 / 2007年12月2日
ラム・カツィール/アーティスト
作品紹介ほか。

CAAK Lecture 01 / 2007年11月28日
五十嵐太郎/建築批評家・建築史家 「都市×アート×リノベーション」
「シチュアシオニスト」から、「バナードチュミ」、「伽藍とバザール」といった、これまで建築・アートの分野でどのように「リノベーション」という概念が扱われてきたかを、現在の実例とつなげて解説。歴史・保存について言及する。
続いてCAAK 林野紀子による10+1Photo Archives金沢編のプレ発表を行い、様々な金沢の有名建築を紹介する。